シュリンク包装について

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シュリンク包装

シュリンク包装とは、シュリンクフィルム包装する事を意味し、食品や化粧品、CDやDVDなどの汚れ防止や安全性を考慮され、広い分野で使用されています。

シュリンク包装には、様々な包装形態があり、その用途によって機械も異なります。


L型三方シール

半折加工された片開きフィルムを使用し、L字型の三方をシールして、製袋包封する方法です。

※さまざまな物に対応可能で、手動または自動機械があります。

--L型三方シール機の例--

SL-320G型/SL-310G型

SL-320G型/SL-310G型

サンコーL型シーラー

※写真はSL-320G型です。

SL-310G型の画像はコチラ


スリーブラップ・四方シール

ロール状の一軸のフィルムを上下に2本使用し、上下のフィルムをシールし、つなげたものをカーテンの様に待機させ、I字型のヒーターで溶着、溶断してスリーブに包装し、全体を熱収縮させて包装する方法です。

主に集積包装等に多く利用されています。両端に開口部があるため、密閉性はないので、開封は容易です。スリーブ包装機の次工程にサイドシールを付け足せば、四方シールとなります。


ピロー型三方シール

ピロー(枕)の縫い目のようにH字型にシールをして包封する方法です。ロール状のフィルムを使用し、被包装物を入れて、フィルムのチューブ状のつなぎ目とチューブの前後をシールする方法です。

高速で大量に包装できるのが特徴です。横ピロー、逆ピロー、縦ピロー等の機械があります。


ラベルシュリンク

チューブ状のフィルムをビン等のキャップから底面まで、または一部に被せて熱収縮させる方法です。透明フィルムや印刷フィルムを使用するケースがあり、主にドリンクのペットボトルやドレッシングなどの食品関係で使用されております。

ラベルの表示機能や品質の保持、容器の保護機能等を特徴としています。


キャップシール

ビン等のキャップ部に被せ、熱収縮させる方法です。容器内容物の開封や改ざんを防止し、品質と安全性を目的としています。特に食品関係に使用されております。

チューブ状のフィルムとプレフォーム(予備成型)したフィルムを使用する方法があります。自動装着機があります。


R製袋

平袋の底部の角を丸く溶断したものを使用し、熱収縮させる方法です。

最初から角を切り落して丸くしている為、被包装物により良く密着します。曲面が多い物体によく使用されます。手動による作業ケースが多いのが特徴です。

主にスプレー缶やシャンプーなどに使用されています。

キャラメル包装(オーバーラップ包装)

キャラメルやタバコのパッケージとして使われている包装形態です。

通常は箱状の物を対象とし、手動機と自動機がありますが、高速で包装できる自動機が主流となっています。